土曜日に参加したWebミーティングについて考察。

それぞれチームに分かれてのお題は、
A. どうすればWeb業界全体の労働時間を短くできるか?
B. どうすればWeb業界全体の受注金額を底上げできるか?
C. どうすればクライアントの理解度を高められるか?
D. どうすればWeb業界の人材層を厚くできるか?
どれもまったく別の問題のようであって、実は表裏一体。
受注金額を上げようと思ったら、クライアントの理解度は不可欠だし、労働時間を短くしようと思ったら、ある程度スキルをもった人間は必要。
とか考えていたら、結構根深い問題だな〜と思ったり。

私はD. の「どうすればWeb業界の人材層を厚くできるか?」というところが今一番引っかかっているところだったので、こちらに参加しました。

そもそも、「Webの仕事をしている」と言ってもあまり通じたことはなく、「ホームページの仕事をしている」と言って、やっと「ああ〜」と納得してもらえる。それも半分「?」が顔にくっついているわけですが。(^^;
そういった意味で、Web業界はまだ一般に浸透していないと感じます。
どこの会社も「いい人材いないかなー?」と思って、実際に募集条件として、「実務経験2年以上・必須スキル:Photoshop、Illustrator、Dreamweaver、Flash・25〜30才」といった風になるのですが、これを読み解くと、「忙しいから即戦力! たくさんノウハウ持ってて、スキルもあふれてる人がいいな〜。あ、でもでもやっぱり若さも大事だよね、20代のエネルギーは重要、重要!」となる訳です。
でも・・・実際のところ、そんなオカタ、いらっしゃいます? (^^;
大体、そういう人は既に大手のプロダクションに所属していたり、起業していたり、フリーとして成功していたりするものです。
つか、30才までというと、私、アウトだ。 orz(最近は35才くらいまでと謳っている所が多いようですが)
まだ認知度の低い業界で、入ってこようとする人も経験がないからという理由で締め出してしまっている。そう考えたら、タカビーな業界ですね。(^^;
その一方で、「人が足りない〜」と大騒ぎをしているのです。

何故、このような状況に陥っているのか私なりに考えてみました。
今この業界にいる人は、別業界からいつの間にか流れ着いていたというパターンが多いな〜と感じていて(もちろんそうでない人もいますが)、そういった人々は今のように光ファイバーではもちろんなく、Webに関する十分な参考書もなく、56kで(ちょっとリッチだと64kとか128kとかだったりして)あれこれ試行錯誤しながら頑張っていたわけです。
それを考えると、今の環境って恵まれてる〜と思うのですが、そういった先達が後進にそれを求めすぎているのではないかな〜と思うのです。
かく言う私も、「そのくらい自分で勉強しろ!」と思うこともありますが(もちろん、自発的に自己学習するくらいのモチベーションは必要ですが)、それを言っていたら、売り手市場のこのご時世、あっという間に他業種に持っていかれてしまいます。
そう考えていくと、教育問題は看過できなくなり、教育機関が重要課題になってきます。が、現在数ある「スクール」は、DreamweaverやPhotoshopの使い方など技術要素を教えることに終始していて、本当に必要な部分はまったく教えられていないように思います。
無論、技術的なスキルは必要ですが、企業が本当に必要としている人材像はそこにはなく、そこに齟齬が生まれてしまっているような気がしてなりません。
欲しい人材は、やはり現場を知っている人間が作っていくしかないのかなーと思います。

大体、「人が足りない〜」と騒ぐのは、テンパっている時。忙しい時期に慌てて、「忙しくて手が足りないので、即戦力になる人を入れてください」と言っても、それはムチャな話です。
計画的にモチベーションの高い新卒を採って、地道に育てていく。結局、それが人材確保の早道ではないでしょうか。

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